【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … 積水ハウス、鎌倉新書、楽天地　(6月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の6月8日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　積水ハウス <1928>
　23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比54.8％増の861億円に拡大し、通期計画の2340億円に対する進捗率は36.8％に達し、5年平均の20.0％も上回った。

★No.3　楽天地 <8842>
　23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比78.0％増の2.8億円に拡大し、2-7月期(上期)計画の5億円に対する進捗率は56.6％に達し、5年平均の50.7％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1928> 積水ハウス 　　東Ｐ　　 +4.73 　　6/ 9　　　1Q　　　 54.79
<6184> 鎌倉新書 　　　東Ｐ　　 +0.55 　　6/ 9　　　1Q　　　-23.68
<8842> 楽天地 　　　　東Ｐ　　 +0.37 　　6/ 9　　　1Q　　　 77.99

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース