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【材料】オリーズ・バーゲンが6日続伸 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げる=米国株個別

 ディスカウントストアのオリーズ・バーゲン・アウトレット<OLLI>が6日続伸。リバウンド相場の兆候を見せ始めており、200日線も回復して来ている。昨年7月のピークである95ドル台から今年3月には一時40ドルを下回る水準まで下落していたが、6月に入って買戻しの機運が復活しているようだ。前日に決算を発表し、弱い内容となっていたが、決算説明会でスワイガートCEOが、「早ければ2023年度第1四半期には粗利益率がより正常な水準に戻る」との見通しを示し、株価は下げから一転上昇に転じていた。

 きょうはアナリストが投資判断を「買い」に引き上げている。目標株価も65ドルに引き上げた。サプライチェーン圧力が緩和され、配送コストが低下するにつれて、同社のファンダメンタルズはより安定し、結果としてマルチプルの拡大が可能になると見込んでいる。

 同社の3箇所の配送センターがすべて100%の処理能力で稼働しているが、「これは大きな改善であり、消費者のために商品棚をより充実させることにつながるはず」だも述べている。

 また、消費者の買い控えから恩恵を受ける可能性を指摘。消費者からの圧力は歴史的に売上高には正味のプラスを与えるという経営陣のコメントにも注目している。

(NY時間14:20)
オリーズ・バーゲン<OLLI> 55.78(+2.40 +4.50%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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