【材料】オックスフォード・インダストリーズが決算受け上昇　通期見通しを上方修正＝米国株個別

　アパレルメーカーのオックスフォード・インダストリーズ<OXM>が上昇。前日引け後に２－４月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期見通しを上方修正している。

　アナリストからも肯定的な評価が出ており、どの部分においても消費者低迷の兆候は見られないと指摘。同社の品揃えは、人々が外出や旅行のための服を探している現在の環境において、好位置を占めているという。また、同社の顧客層は高所得者層であり、インフレの影響を受けにくいとも指摘した。

　ただ、今後は小売業界のプロモーションが高まることが想定され、それは高所得者層にも影響を及ぼすとみており、下期以降の同社について慎重姿勢は崩していない。

（２－４月・第１四半期）
・1株利益（調整後）：3.50ドル（予想：2.76ドル）
・売上高：3.53億ドル（予想：3.27億ドル）
・粗利益率（調整後）：64.2％（予想：64.8％）
・営業利益率：21.5％
・在庫：1.23億ドル

（５－７月・第２四半期見通し）
・1株利益（調整後）：3.30～3.50ドル（予想：3.29ドル）
・売上高：3.50～3.70億ドル（予想：3.42億ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：9.60～10.00ドル（従来：8.75～9.15ドル）（予想：8.87ドル）
・売上高：129～133億ドル（従来：125～129億ドル）（予想：124億ドル）

（NY時間10:22）
オックスフォード・インダストリーズ<OXM>　98.27（+6.39　+6.95%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美