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【材料】東京通信は物色人気継続、今期下方修正もメタバース分野の取り組み材料視

東京通信 <日足> 「株探」多機能チャートより
 東京通信<7359>は物色人気継続。5月31日の取引終了後に22年12月期業績予想の下方修正とともに、メタバース分野での事業展開に向けたコンテンツ開発会社への出資を発表。朝方は業績下方修正が嫌気される形で安く始まったものの、売り一巡後にはメタバース分野での取り組みを材料視した買いが入り、前日に続きストップ高まで上昇する場面があった。

 今期業績予想の下方修正では、売上高が59億円から53億円(前期47億3100万円)へ、最終損益が2億3000万円の黒字から1億4000万円の赤字(同2億200万円の黒字)へ引き下げられた。直近の業績動向や先行投資の前倒し、本社移転に関する影響を踏まえて見直しを行ったという。

 業績修正とあわせて、エンターテインメントコンテンツの企画開発を手掛けるオーバース(東京都千代田区)に出資したと発表した。今回の出資をアイドルとメタバースを組み合わせたビジネス展開の足掛かりにする方針で、東京通信が持つファンビジネスの企画運営ノウハウを活用していくという。

出所:MINKABU PRESS

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