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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万7000円水準では戻り待ちの売り優勢も、支持線水準で底堅い値動き


 日経225先物は11時30分時点、前日比200円安の2万6850円(-0.73%)前後で推移。寄り付きは2万7000円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7085円)を下回り、小幅ながら下落して始まった。寄り付き直後に2万7060円とプラスに転じる場面もあったが戻りは鈍く、その後は下げ幅を広げて前場半ばには一時2万6810円まで売られる場面も見られた。前引けにかけては2万6850円~2万6950円辺りでの保ち合いを継続。

 23日の米国市場は主要な株価指数が大幅に上昇したものの、前日の段階である程度、先回り的な動きもあったと見られ、利食いが優勢となった。また、グローベックスの米株先物の弱い動きなども早めのクローズに向かわせたようだ。ただし、25日、75日移動平均線が支持線として機能しており、底堅さが見られる。

なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.21倍に低下したが、25日線を支持線として切り返しており、14.25倍と横ばいで推移。東証プライム銘柄の騰落状況は値下がり数が1500を超えて全体の8割超を占めており、TOPIX型の弱さが目立つ。

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