【材料】<動意株・18日>(前引け)=シュッピン、ブロメディア、ルネサス
シュッピン <日足> 「株探」多機能チャートより
ブロードメディア<4347>=新値街道復帰。一時5%超の上昇で1040円台まで上値を伸ばし、今月2日につけた年初来高値1020円を払拭、新高値に買われた。コンテンツ配信事業者でクラウドゲーム事業育成に力を入れている。また、通信制高校を展開しており、入学者の増加で収益が押し上げられている。22年3月期は営業利益が前の期比83%増と急拡大、更に23年3月期も前期比14%増の10億円と2ケタ増益を見込んでおり、好業績を評価する買いが断続的に流入している。前期に9期ぶりの復配(年25円)を果たしたが、今期は早くも5円増配の30円を計画しており、3%近い配当利回りも魅力となっている。
ルネサスエレクトロニクス<6723>=買い人気。4日続伸し5日移動平均線から上放れる動きをみせている。同社は17日取引終了後、2014年10月に閉鎖した甲府工場に900億円規模の設備投資を行い、300ミリウエハー対応のパワー半導体生産ラインとして24年に稼働再開を目指すことを発表した。世界的な脱炭素社会への取り組みが加速するなか、電気自動車(EV)を中心にパワー半導体市場は今後大幅な成長を示すことが予想され、その需要獲得に向け生産能力を増強する方針だ。甲府工場での量産開始に伴い、同社のパワー半導体の生産能力は現在の2倍になるとしており、足もとの株価を強く刺激する材料となっている。
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出所:MINKABU PRESS