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【材料】ビーロット---1Qは2ケタ増収増益、不動産投資開発事業が好調に推移

ビーロット <日足> 「株探」多機能チャートより

ビーロット<3452>は13日、2022年12月期第1四半期(22年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比85.8%増の43.09億円、営業利益が同64.3%増の8.14億円、経常利益が同71.0%増の6.88億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同66.3%増の4.29億円となった。

不動産投資開発事業の売上高は前年同期比130.2%増の29.44億円、セグメント利益は同201.7%増の4.03億円となった。売却件数は5件(前年同期4件)となり、堅調な中小型の住居系不動産を中心に売却を進めた。一方、取得した物件数は14物件(同12件)となり、住宅系不動産等で賃料収入が生じる物件を中心に全国各地で厳選した仕入を進めた。また、当第1四半期末における在庫数は50件(同41件)となっている。なお、物件数には連結子会社が保有する販売用不動産を含めていないが、カプセルホテル1件、開発用地1件を在庫として保有している。

不動産コンサルティング事業の売上高は前年同期比14.1%増の8.12億円、セグメント利益は同17.4%増の5.62億円となった。関東圏を中心に案件を重ね、成約件数は13件(前年同期15件)となった。また、販売受託している新築分譲マンションの引渡しが順調に完了した。

不動産マネジメント事業の売上高は前年同期比66.1%増の5.54億円、セグメント利益は同1.8%減の1.32億円となった。クライアントの所有不動産の管理運営受託件数が119件(前年同期102件)に増加した。管理運営受託件数は着実に伸長しているものの、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響によって宿泊施設の賃料収入が回復していない。

2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比51.7%増の30.80億円、経常利益が同49.2%増の22.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.3%増の14.90億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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