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【材料】プレイドが上場来安値、22年9月期営業赤字縮小に上方修正も材料出尽くし感

プレイド <日足> 「株探」多機能チャートより
 プレイド<4165>はストップ安の737円に売られ、上場来安値を更新した。10日の取引終了後、22年9月期の連結業績予想について、営業損益を15億6500万の赤字~13億4300万円の赤字から12億1300万円の赤字(前期1億7000万円の黒字)へ、最終損益を16億9400万の赤字~14億7300万円の赤字から12億4300万円の赤字(同1億600万円の赤字)へ上方修正したが、材料出尽くし感から売られているようだ。

 新規顧客の獲得や既存顧客の取引拡大・継続率が想定を下回り売上高は74億1900万円~78億2800万円から71億8600万円(前期比32.0%増)へ下方修正した。ただ、新解析基盤への移行などによる売上総利益率の改善や、マーケティング投資の再プランニングによる販管費の減少が業績に寄与するという。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(21年10月~22年3月)決算は、売上高36億1600万円、営業損益3億300万円の赤字、最終損益3億4000万円の赤字だった。前年同期は四半期連結財務諸表を作成していないため、比較は記載されていない。

出所:MINKABU PRESS

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