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【通貨】6日の為替相場見通し=FOMCの結果に関心集まる

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 6日に向けた外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に大きく左右されそうだ。予想レンジは1ドル=129円00~131円50銭。

 東京市場はゴールデンウイーク(GW)の真っただ中であり、連休の谷間のきょう2日を挟んで明日以降は再び3連休となる。この間、米国では世界の投資家の関心を集めるFOMCが3~4日に開催される。特に、4日のFOMCの結果発表は、相場を大きく動かすことは必至だ。0.5%利上げは織り込み済みだが、量的引き締め(QT)に向けた動向が注目され、声明文やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見などに関心が集まりそうだ。更に、6月のFOMCでは0.75%の利上げの観測も出ているなか、6日に発表される米4月雇用統計に向けた重要経済指標に対する関心も高い。2日には米4月ISM製造業景況感指数、4日に同ISM非製造業景況感指数と4月ADP雇用統計の発表が予定されている。GWで市場参加者が限られるなか、値の荒い展開となる可能性もある。




出所:MINKABU PRESS

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