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【材料】しまむらは地合い悪でも上値指向、高付加価値商品で利益率向上への取り組み評価

しまむら <日足> 「株探」多機能チャートより
 しまむら<8227>が地合い悪に抗して上値指向、25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げ波動を継続している。商品市況高騰などを背景に世界的なインフレ警戒ムードが強まるなか、日本国内でも円安と相まって企業のコスト上昇が顕在化し、特にアパレルや外食などの消費関連セクターには強い逆風として意識されている。そのなか、同社は高付加価値商品の拡充を進め、これまで前面に押し出してきた低価格戦略を軌道修正し業績拡大に向けた取り組みを強化する構えにある。22年2月期は営業利益段階で前の期比30%増益を達成したが、続く23年2月期についても前期比5%増の520億5800万円と利益成長を維持する見通し。PER11倍に割高感はなく、株式需給面では信用買い残も枯れ切った状態にあり下値抵抗力が強い。

出所:MINKABU PRESS

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