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【材料】東宝が急反発、ヒット作貢献し22年2月期営業78%増益で着地

 東宝<9602>が急反発。12日の取引終了後に発表した22年2月期決算で、営業収入が前の期比19.0%増の2283億6700万円、営業利益が同78.0%増の399億4800万円と大幅増収増益で着地しており、これを好感した買いが入っているようだ。

 コロナ禍からの回復を追い風に、「劇場版 呪術廻戦 0」「シン・エヴァンゲリオン劇場版」などの大ヒット作に恵まれたことが大きく貢献した。23年2月期も多くの話題作の公開を予定しており、今期業績予想については営業収入2320億円、営業利益380億円とした。会計基準の変更により対前期比増減率は記載していない。

 あわせて、25年2月期を最終年度とする中期経営計画を発表し、最終年度までに営業最高益(528億円)の更新を目指す方針を示した。また、創立100周年に向けた長期ビジョンとして、32年2月期に営業利益750億~1000億円とする目標も掲げた。

出所:MINKABU PRESS

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