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【材料】三協立山が後場急落、12~2月期は営業赤字に転落

三協立山 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三協立山<5932>が後場急落している。午後1時ごろに発表した第3四半期累計(21年6月~22年2月)連結決算は、売上高2506億3000万円、営業利益27億4700万円、純利益3億6200万円となり、会計基準の変更に伴い比較の記載はないものの、会社側によると実質6.4%営業増益となった。ただ、12~2月では2億8000万円強の営業赤字に転落しており、これが嫌気されている。

 主力の建材事業でリフォーム需要やイエナカ生活、換気・非接触に対応した商品が堅調に推移した。また、マテリアル事業で半導体製造装置向けの活況な設備投資を背景に受注が好調だったほか、アルミ地金市況に連動する売り上げも増加した。ただ、アルミ地金をはじめとする原材料価格の高騰が損益を悪化させた。

 なお、22年5月期通期業績予想は、売上高3200億円、営業利益39億円、純利益4億円の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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