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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 先週末の終値を挟んだこう着が継続、ハイテク株の弱い動きによってNT倍率は低下


 日経225先物は11時30分時点、前日比30円安の2万7630円(-0.10%)前後で推移。寄り付きは2万7610円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7795円)にサヤ寄せする動きとはならず、やや売り先行で始まった。寄り付き後に上昇に転じ2万7750円まで買われたものの買いは続かず、前場半ばには2万7570円まで売られた。ただし、ナイトセッションの安値水準では下げ渋る動きを見せており、先週末の終値を挟んだこう着が続いた。

 朝方はシカゴ先物にサヤ寄せし、やや買いが先行すると見られたが、小幅ながら売りが先行する格好だった。指数インパクトの大きいところではソフトバンクグループ<9984>のほか、薬品株の上昇が目立つ一方で、東京エレクトロン<8035>などハイテク株のほか、ファーストリテイリング<9983>が弱い値動きで推移しており、日経平均株価の重荷となった。ハイテク株の弱い動きによってNT倍率は先物中心限月で一時14.19倍に低下し、支持線として意識された75日移動平均線を下回ってきており、NTロングの巻き戻しが意識されよう。

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