【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … パレモ・ＨＤ、ＹＥデジタル、日創プロニ　(3月25日～31日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から4月1日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　パレモ・ＨＤ <2778>
　22年2月期の連結最終損益は13.9億円の赤字(前の期は18.8億円の赤字)に赤字幅が縮小し、23年2月期は3.3億円の黒字に浮上する見通しとなった。

★No.4　日本プロセス <9651>
　22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比2.7％増の5.7億円となり、通期計画の7.4億円に対する進捗率は77.6％に達し、5年平均の72.3％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2778> パレモ・ＨＤ 　東２ 　 +12.40 　　3/29　本決算　　　　黒転
<3892> 岡山製紙 　　　ＪＱ　　 +1.56 　　3/30　　　3Q　　　 -5.87
<3440> 日創プロニ 　　東２　　 +1.25 　　3/30　　上期　　　-56.69
<9651> 日本プロセス 　ＪＱ　　 +0.52 　　3/31　　　3Q　　　　2.66
<2354> ＹＥデジタル 　東２　　 +0.44 　　3/29　本決算　　　-10.10

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4月1日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース