【市況】株価指数先物【昼のコメント】 利食い優勢も、75日線を上回って底堅い値動き
日経225先物11時30分時点、前日比370円安の2万7490円(-1.32%)前後で推移。寄り付きは2万7420円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万7385円)にサヤ寄せし、売り先行で始まった。一時2万7570円まで下げ幅を縮めた後に2万7380円まで売られたものの、ナイトセッションの安値(2万7350円)は割り込まず、売り一巡後は2万7400円~2万7500円での底堅い値動きで推移。
直近の大幅な調整に対する反動が想定されていたこともあり、利食い優勢ながら75日移動平均線を上回っての底堅い推移である。ファンドによる配当再投資のほか、年金基金よる株式比率を修正するための買い需要といった期末要因も見込まれるなか、ショートを仕掛けづらくさせている。また、ファーストリテイリング<9983>など指数インパクトの大きい値がさ株の一角は利食いに押されているものの、高配当の海運株などにも配当落ちを避けた利食いが出ていると見られ、NT倍率は先物中心限月で14.14倍に低下して始まった後は、14.18倍と前日の終値水準で推移。75日移動平均線に上値を抑えられているが、切り上がる5日線が支持線として意識されている。
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株探ニュース