【市況】株価指数先物【引け後コメント】 ショートカバー中心だが、調整トレンド転換を睨んだロングが徐々に入る可能性も
大阪6月限
日経225先物 26440 +840 (+3.28%)
TOPIX先物 1880.0 +42.5 (+2.31%)
日経225先物(6月限)は前日比840円高の2万6440円で取引を終了。寄り付きは2万6110円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6125円)にサヤ寄せする格好で買い先行で始まった。寄り付き直後につけた2万6100円を安値に強いトレンドを形成し、前場半ばには一時2万6460円まで買われる場面があった。前引けにかけて利食いにより上げ幅を縮めたものの、2万6300円近辺で底堅く推移。後場に入ると再び強含み、日中の高値圏での値動きが続いた。
ギャップスタートにより上値抵抗線として意識されていた25日移動平均線を明確にクリアしたことで、ショートカバーが強まった。ウクライナ・ロシアの停戦交渉の進展が期待されたほか、香港市場の強い動きなどが材料視された。前引けにかけて上げ幅を縮めたが、25日線を上回って底堅く推移するなか、引けにかけてショートカバーに向かわせたようである。
東証1部の8割超の銘柄が上昇したほか、指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する格好となり、ファーストリテイリング<9983>や東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>の5銘柄で日経平均株価を400円近く押し上げていた。ただ、いずれも大幅に上昇したものの、自律反発の域は脱しておらず、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループなどは25日線が抵抗線として意識されやすい。もう一段の上昇を見せてくるまではリスクオンには向かいづらく、ショートカバーが一巡した後はこう着感が強まりやすいだろう。
また、NT倍率は先物中心限月で14.06倍に上昇した。日経平均型優位の動きで、前日の安値13.85倍からのリバウンドを見せた。上値抵抗線として意識される25日線水準まで上昇し、いったんは達成感にもつながりやすいだろう。同線を明確に上放れてくればNTショートの巻き戻しが強まる可能性はあるが、反転のきっかけはウクライナとロシアによる停戦交渉の進展になりそうだ。
明日は3連休を控えるほか、米国ではSQ期日となることから積極的な売買は手控えられ、リバランス中心の動きが続こう。連休中に停戦交渉が進展する可能性もあるため、ショートは仕掛けづらい一方で、リバウンドを強めたとはいえ、大きくロングには傾いていないと見られる。年明け以降続いていた調整トレンドの転換を睨んだ、ロングが徐々に入ってくる可能性はありそうだ。
手口面では、日経225先物はABNアムロが3220枚、モルガンSが1180枚、ソジェンが930枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが2050枚、みずほが1420枚、バークレイズが1100枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが5530枚、ABNアムロが2360枚、BNPパリバが2040枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが3840枚、みずほが2360枚程度の買い越しだった。日経225先物、TOPIX先物のいずれも売り方は裁定買い(現物買い・先物売り)による商いと見られる。
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