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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:セルソースは大幅に続伸、セキュアがストップ高

ツクルバ <日足> 「株探」多機能チャートより

<2978> ツクルバ 604 +35
大幅に続伸。リノベーション施工サービスを提供するa-tech(東京都港区)と資本業務提携契約を締結したと発表している。a-techの技術やノウハウを活用し、中古住宅の買主向けや売主向けの各種リノベーションサービス、自社物件の企画開発などのクオリティと効率を高め、ツクルバが運営する中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo」の利便性向上を図る。

<4264> セキュア 995 +150
ストップ高。日本郵政<6178>グループが2拠点で試行開始する新サービス「JPショールーム」向けにシステムと技術を提供すると発表している。セキュアが運用する無人化店舗「SECURE AI STORE LAB」ソリューションのAIカメラシステムやAI(画像認識)技術を日本郵政グループ用に開発・提供する。JPショールームは、郵便局の空きスペースに商品展示コーナーを設置してEコマース商品などを顧客に体験してもらうサービス。

<5699> イボキン 1516 +78
大幅に続伸。8万株(1.00億円)を上限に自社株を取得すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.35%。取得期間は28日から8月26日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行に加え、株主還元策の一環としている。24日に直近安値(1315円)を付けてから株価が上昇基調にあるため、底打ち感も買い安心感につながっているようだ。

<4371> CCT 6840 +1000
ストップ高。3月31日を基準日として、1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げて株式の流動性を高め、流通株式時価総額と時価総額を引き上げるとともに投資家層の拡大を図ることが目的。併せて定款を一部変更し、発行可能株式総数を1400万株から2800万株に増やす。株式分割に加え、気配値が25日移動平均線を上抜けていることも買いを後押ししているようだ。

<4880> セルソース 3430 +260
大幅に続伸。一部メディアが売上高100億円以下の中堅上場企業を対象に直近1年間の平均PBR(株価純資産倍率)を前年と比較したところ、上昇幅の首位はセルソースだったと報じ、買い材料視されている。報道によると「膝関節の炎症治療向けなどに加工受託が伸びており、提携する医療機関は1000施設を超えた。直近1年の平均PBRは約40倍と前年(約22倍)から大きく上昇した」という。

<6521> オキサイド 4600 +200
大幅に続伸。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業「グリーンイノベーション基金事業/次世代デジタルインフラの構築」の「次世代パワー半導体に用いるウェハ技術開発」テーマにMipox<5381>などと共同で応募し、採択されたと発表している。採択を受け、次世代パワー半導体材料SiC単結晶の溶液法による育成技術開発及び量産化に向けた準備のため、山梨県北杜市に第5工場を建設する。投資額は概算で4億円。
《ST》

 提供:フィスコ

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