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【材料】SECカーボが急反発、CO2からパウダー状の黒鉛を製造する新製法開発と報じられる

SECカーボ <日足> 「株探」多機能チャートより
 SECカーボン<5304>が急反発している。この日寄り前の日本経済新聞電子版で「二酸化炭素(CO2)からパウダー状の黒鉛を製造する新製法を開発した」と報じられており、これが好材料視されている。

 記事によると、新製法は子会社が持つ溶融塩による電解技術を応用し、溶融塩中でCO2を電気分解し、炭素だけを回収。集めた炭素粒子を、SECカーボンの熱処理技術で3000度前後にまで加熱し黒鉛化する仕組みという。黒鉛粒子はリチウムイオン電池の負極材として利用されることから、世界的に電気自動車(EV)シフトが進むなか、今後の需要の拡大が期待されている。

出所:MINKABU PRESS

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