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【材料】サインポスト---TOUCH TO GOの株式の一部をファミリーマートに譲渡、特別利益に計上

サインポスト <日足> 「株探」多機能チャートより

サインポスト<3996>は28日、子会社TOUCH TO GO(TTG)の株式の一部をファミリーマートに譲渡することを決議し、株式譲渡契約を締結したことを発表。これに伴い、2022年2月期第4四半期会計期間(2021年12月-2022年2月)において関係会社株式売却益2.32億円を特別利益に計上する予定。

株式譲渡後の同社のTTGの議決権保有割合は、43.2%から39.0%になる。株式譲渡実行日は、2022年2月4日(予定)。

TTGは、JR東日本スタートアップと合弁で設立され、レジ無しスルー型店舗システムやサービス等の開発を進め、無人決済店舗「TOUCH TO GO」をJR高輪ゲートウェイ駅構内にオープンした。

高輪ゲートウェイ駅での取り組みを受け、TTGとファミリーマートは、TTGのシステムを使ったコンビニエンスストアの実用化を目指すことで合意し、取組みをより強力に推進するために資本提携に至った。
この成果として「ファミマ!!サピアタワー/S店」をオープンし、ファミリーマートのフランチャイジー「トモニー中井駅店」及び「ファミリーマート岩槻駅店」を無人決済店舗にリニューアルして順次オープンした。

同社は、この株式譲渡により、TTGとファミリーマートの協力関係がより強固になるとともに、無人決済店舗の拡大を後押ししてTTGの成長を加速させることとなり、サインポストがねらう店舗運営の生産性向上という社会課題の解決に寄与するとしている。

《ST》

 提供:フィスコ

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