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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 FOMCの結果待ちのなか、依然としてヘッジ対応の売り圧力は強い


 日経225先物は11時30分時点、前日比60円安の2万7000円(-0.22%)前後で推移。寄り付きは2万7180円とシカゴ日経平均先物清算値(2万7130円)を上回って始まった。ただし、直後につけた2万7190円を高値に軟化し、前場半ばには一時2万6840円まで売られる場面があった。売り一巡後は2万6840円~2万6950円辺りでの保ち合いを経て、前引けにかけては2万7000円水準まで下落幅を縮めた。

 米国では取引終了後に決算を発表したマイクロソフト<MSFT>が時間外取引で一時5%を超える下落を見せた後にプラスに転じたこともあり、日経225先物はやや買い先行で始まった。グローベックスの米株先物が小幅ながら各指数ともに上昇していたことも買い戻しに向かわせたようだ。ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなか、アク抜けを想定した買い戻しは限られ、依然としてヘッジ対応の売り圧力が強い需給状況である。

 NT倍率は先物中心限月で14.25倍に低下し、足元のリバウンドのトレンドラインをやや割り込んだ形状となった。日経225先物は2万7000円水準での底堅さを見せられるかが注目されよう。

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