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【市況】東京株式(前引け)=急反発、225先物主導で大幅高に切り返す

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 21日前引けの日経平均株価は前営業日比559円02銭高の2万8496円83銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は5億1129万株、売買代金概算は1兆1584円。値上がり銘柄数は1875、対して値下がり銘柄数は234、変わらずは72銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ幅広く買い戻しが入り、日経平均は一時580円あまりの上昇をみせ2万8500円台を上回る場面があった。前日までの直近2営業日で日経平均は1100円強の急落をみせていたこともあり、突っ込み警戒感からの買い戻しや自律反発狙いの押し目買いが流入した。中国や香港などアジア株市場が総じて堅調だったことや、米株価指数先物が上昇していることも市場心理を改善させ、225先物主導で前場後半から一気に水準を切り上げる展開となった。

 個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が大幅高に買われたほか、任天堂<7974>も大きく買われた。塩野義製薬<4507>が商いを膨らませ値を飛ばし、村田製作所<6981>も高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。クラウディアホールディングス<3607>が値上がり率トップに買われ、ブラス<2424>も急騰。半面、日本M&Aセンターホールディングス<2127>が大幅安、井筒屋<8260>は値下がり率トップに売り込まれた。日機装<6376>、ベルーナ<9997>などの下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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