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【市況】米国株見通し:上げ渋りか、金融引き締めに思惑も

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(14時00分現在)

S&P500先物      4,693.80(-7.4)
ナスダック100先物  16,369.90(-24.4)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安。NYダウ先物は60ドル安、一部のアジア株安も波及し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


8日の主要3指数は続伸。ダウは前日までの大幅続伸による反動で売りが強まる場面もあったが、終盤はプラスに戻し35ドル高の35754ドルで取引を終えた。新型コロナウイルス・オミクロン株には解明されていない部分が残されるものの、現時点で重症化への懸念は強まっておらず、リスク資産に買いが入りやすい地合いとなった。長期金利は上昇に振れたが、VIX指数の低下を背景に景気敏感株やハイテク株が買われ、相場をけん引した。


本日は上げ渋りか。製薬大手のファイザーがオミクロン株に対するワクチンの有効性について実験結果を示し、引き続きリスク選好ムードが広がりやすい。原油相場も持ち直しており、エネルギー関連などへの買いが見込まれる。ただ、今晩の新規失業保険申請件数で雇用情勢の改善は頭打ちとみられれば、買いは入りづらい。一方、明日の消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め高水準が予想され、金融引き締めへの思惑も指数の上昇を抑制しよう。

《TY》

 提供:フィスコ

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