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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は先物中心限月で14.47倍に上昇


 日経225先物は11時30分時点、前日比70円安の2万8820円(-0.24%)前後で推移。寄り付きは2万8900円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8885円)を上回り、小幅ながら上昇して始まった。ただし、前日までの上昇で達成感も意識されやすく、寄り付きを高値にやや利食い優勢の展開となった。もっとも、売り仕掛け的な動きはなく、オプション権利行使価格の2万8750円~2万9000円のレンジ内での推移である。

 チャート上では25日、75日移動平均線が2万9000円近辺に位置しており、これが心理的な抵抗線として意識されている。12月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を明日に控えていることもあり、落ち着きどころを見極めたいムードもありそうだ。後場も引き続き権利行使価格の2万8875円を中心とした保ち合いになろう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.47倍に上昇しており、75日線を突破し、25日線を捉えてきている。膠着のなかNTロングによるスプレッド狙いの動きは意識されてきそうだ。

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