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【通貨】外為サマリー:1ドル113円70銭前後で推移、米金利の低下一服が下支え

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=113円70銭前後と前週末の午後5時時点に比べ40銭強のドル安・円高となっている。

 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=113円38銭前後と前日に比べ2円00銭弱のドル安・円高で取引を終えた。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン型」を巡る懸念からリスクオフ地合いとなるなか、一時113円05銭までドル安・円高が進んだ。

 ただ、この日の東京市場では値ごろ感が意識されるかたちで下げ渋る展開。時間外取引で米長期金利の低下が一服していることもドルの下支えとなっているようだ。とはいえ、「オミクロン型」の感染が更に拡大すれば世界経済を下押しするとの見方が多く、戻りは限定的となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1290ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=128円36銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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