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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 売り一巡後は2万9500円が支持線として機能するなど底堅い展開


 日経225先物は11時30分時点、前日比100円安の2万9680円(-0.33%)前後で推移。寄り付きは2万9630円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9625円)にサヤ寄せする格好から売り先行で始まり、その後は2万9530円まで下落幅を広げた。ただし、2万9500円を割り込む流れとはならず底堅さが意識されるなか、売り一巡後はこう着ながらも下落を縮めており、前引けにかけて2万9690円まで下げ渋りをみせて推移。

 欧州での新型コロナウイルス感染拡大による経済回復の遅れを警戒した先週末の米国市場の下落を受けて売りが先行したものの、2万9500円が支持線として機能しており、底堅さは意識されている。

 また、東証1部の騰落銘柄は値下がり数が過半数を占めているものの、米半導体株の上昇の流れを引き継ぎアドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<80135>が日経平均株価を下支えしている。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.55倍と横ばいで推移している。14.53倍から14.58倍での狭いレンジでの取引をみせており、足元では14.50倍を上回っての推移が継続。NT倍率は上昇傾向にあるだろう。

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