【市況】東京株式(前引け)=売り優勢、アジア株安などが重荷
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が軟調だったこともあって主力株をはじめ広範囲に売りに押される展開となり、日経平均は下値を探る動きとなった。一時下げ幅は280円強まで広がる場面があった。これまで全体相場を牽引してきた半導体関連などに利益確定の売りが出たほか、中国・香港などアジア株安で市場のセンチメントが悪化した。全体の7割にあたる1500強の銘柄が値を下げた。
個別ではレーザーテック<6920>が安く、東京エレクトロン<8035>も軟調。ソフトバンクグループ<9984>も大きく下げた。ファーストリテイリング<9983>が下落したほか、エーザイ<4523>も売られた。エイチーム<3662>が急落、トリドールホールディングス<3397>も大幅安。古河電池<6937>も大きく利食われた。半面、リクルートホールディングス<6098>が商いを伴い高く、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>などもしっかり。サイバーエージェント<4751>が高く、メガチップス<6875>はストップ高に買われた。木村化工機<6378>も物色人気。
出所:MINKABU PRESS