【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
セプテニHD <日足> 「株探」多機能チャートより
■セプテニHD <4293> 518円 (-35円、-6.3%)
セプテーニ・ホールディングス <4293> [JQ]が急反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が16日付で、投資判断を「オーバーウエイト」から「ニュートラル」に引き下げたことが弱材料視されたようだ。同証券では、21年9月期決算と同時に発表された電通グループ <4324> との資本・業務提携深化による利益貢献を含めて業績予想を見直し、営業利益予想を22年9月期で46億円から51億7700万円へ、23年9月期で49億円から71億4000万円へ修正した。これに伴い目標株価を550円から570円引き上げたが、カバレッジセクター内における株価パフォーマンスが想定的に中位になると考えたため、投資判断を引き下げたとしている。
■すかいらーく <3197> 1,601円 (-16円、-1.0%)
すかいらーくホールディングス <3197> が反落。同社は17日、全体の約9割にあたる約2800店舗で年末年始の営業時間を短縮すると発表しており、業績への影響を警戒した売りが出たようだ。ガストやバーミヤン、しゃぶ葉など、すかいらーくレストランツなどで通常午後11時半の閉店時間を12月31日は午後6時、22年1月1日は午後9時に早める。元日の閉店前倒しは2年連続のことで、働き方改革を優先させることで人材の確保につなげる考えのようだ。
※17日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース