【市況】アジア株　韓国株は0.9%安、旅行や観光関連に売り　新規感染者数が過去2番目の多さを記録　「ウィズコロナ」で感染再拡大

アジア株　韓国株は0.9%安、旅行や観光関連に売り　新規感染者数が過去2番目の多さを記録　「ウィズコロナ」で感染再拡大

東京時間14:03現在
香港ハンセン指数　　 25649.53（-64.25　-0.25%）
中国上海総合指数　 3529.26（+7.48　+0.21%）
台湾加権指数　　　　 17712.18（+19.05　+0.11%）
韓国総合株価指数　 2969.45（-27.76　-0.93%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7366.50（-53.94　-0.73%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 60243.64（-78.73　-0.13%）

アジア株はまちまち、次の材料待ちの展開。

香港株は反落、約3週間ぶり高値圏にあることから利益確定売りが優勢。きのう大幅上昇したゲーム関連を中心にハイテク株が下落している。オンラインゲーム大手のネットイースは3.6%安。きのう、中国でオンラインゲームの承認が近く再開されると報道されていた。

韓国株は0.93%安、感染再拡大に対する懸念が高まっているもよう。済州航空やハナツアーサビース、ロッテ観光開発などといった旅行や観光関連が総じて下落している。16日に新たに3187人の新型コロナ感染者が確認された。9月25日の3270人に次いで2番目の多さを更新。重症者は522人と過去最多を記録した。韓国では今月1日から「段階的日常回復措置」、いわゆる「ウィズコロナ」体制に移行後、社会的活動が活発化し10代を中心に感染者が増加傾向にある。

豪州株は0.73%安。コモンウェルス銀行など金融株が下落しているほか、金や原油など商品価格が軟調なことを受け、BHPビリトンなど素材関連も軒並み下落している。

出所：MINKABU PRESS