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【材料】サンリオが急伸し年初来高値、国内EC事業順調で22年3月期営業利益予想を上方修正

サンリオ <日足> 「株探」多機能チャートより
 サンリオ<8136>は急伸し年初来高値を更新。2日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を491億円から493億円(前期比20.1%増)へ、営業損益を7億円の赤字から収支均衡(前期32億8000万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言などの影響でテーマパーク事業の収益改善は想定より遅れる見込み。ただ、海外で需要が回復していることに加えて、国内でEC事業などが売り上げを伸ばすなど順調に推移していることが利益を押し上げる。なお、純利益予想は21億円から15億円(同39億6000万円の赤字)へ引き下げた。中国における事業再編に伴い非連結子会社の事業構造改善費用による特別損失を第2四半期業績に計上したことが要因という。

 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高237億9300万円(前年同期比39.4%増)、営業損益2億8800万円の黒字(前年同期26億4500万円の赤字)、最終損益19億4900万円の黒字(同28億4700万円の赤字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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