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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 米長期金利上昇を背景に売り先行も、支持線レベルで下げ渋る


 日経225先物は11時30分時点、前日比130円安の2万9150円(-0.44%)前後で推移。寄り付きは2万9210円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9300円)を下回って始まると、寄り付き直後には一時2万9050円まで下落幅を広げる場面があった。売り一巡後は、25日移動平均線水準で下げ渋りをみせており、2万9150円~2万9200円辺りでの保ち合いで推移している。

 米国市場ではNYダウが一時最高値を更新する一方で、米長期金利の上昇を背景に半導体株の一角が売られており、東京市場においても指数インパクトの大きい東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が弱い動きとなった。ただし、日経225先物は25日線(2万9070円)水準で下げ渋ると、その後は5日線(2万9150円)を回復しているため、底堅さが意識される。また、東証1部の売買高は4億7000万株程度と薄商いのため、短期的な売り仕掛けの反動から、後場はやや買い戻しの動きをみせてくるかが注目されそうだ。

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