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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経225先物は抵抗線をクリア、NT倍率は抵抗線捉える


 日経225先物は11時30分時点、前日比310円高の2万9220円(+1.07%)前後で推移。寄り付きは2万9070円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9090円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。米国市場で大型テック株や半導体株が買われた流れを引き継ぐ格好で、指数インパクトの大きい値がさハイテク株など、日経平均型主導の展開となるなか、日経225先物は一時2万9250円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は利食いに押される場面もみられたが、押し目買い意欲は強く、前場半ば辺りから再び強含みの値動きとなっている。

 日経225先物は25日移動平均線(2万9160円水準)をクリアした。引き続き同線を挟んだ保ち合いが意識されるものの、ランチタイムではこの水準を上回って推移していることもあり、支持線に変えてくるかが注目される。

 また、NT倍率は先物中心限月で一時14.44倍まで上昇する場面をみせた。25日、75日線が位置する14.41~14.44倍水準を捉えてきたことで、抵抗線突破からのNTロングによるトレードの動きを強めてくるかが焦点となろう。

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