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【市況】東京株式(寄り付き)=買い優勢、米株高受け投資家心理改善

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 4日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比273円高の2万9044円と反発。

 前週末の米国株市場ではNYダウが反発し500ドル近い上昇をみせたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も6日ぶりに切り返しており、これを受けて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に買い戻しが入っている。米株市場では製薬大手メルク<MRK>が、開発中の新型コロナウイルスの経口治療薬の有効性確認を経て今後緊急使用許可を申請すると発表、これが経済活動正常化への期待感につながりリスクを取る動きが優勢となった。東京市場でも新型コロナ収束を見据えた動きが強まる可能性がある。目先的には岸田新総裁が内閣を発足させることを受け、新たな政権が打ち出す経済対策への期待も再燃する可能性がある。ただ、中国の景気減速や米長期金利上昇など警戒材料もくすぶっており買い一巡後の動きが注目される。

出所:MINKABU PRESS

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