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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ノリタケ、旅行関連、電鉄株

ノリタケ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ノリタケ <5331>  5,340円  +675 円 (+14.5%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
 ノリタケカンパニーリミテド<5331>が急騰。前週末24日の取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表。営業利益を65億円から90億円(前期25億5700万円)へ増額した。売上高見通しも、1200億円から1280億円(同1070億円)へ引き上げた。自動車や通信分野向け電子材料の需要増加などにより上期業績が上振れる見込みとなったことから、これを踏まえて通期見通しを修正した。なお、年間配当予想も従来予想の110円(中間50円・期末60円)から140円(中間・期末各70円)に見直した。前期実績と比べ80円の増配となる。

■エイチ・アイ・エス <9603>  2,774円  +213 円 (+8.3%)  本日終値
 エイチ・アイ・エス<9603>が大幅高で年初来高値を更新。30日に期限を迎える緊急事態宣言について、政府が全面解除に向けて調整に入ったことが複数のメディアで報じられている。きょう開かれる関係閣僚会議で解除の可否が判断され、28日に正式決定される見通しで、解除後のまん延防止等重点措置の適用も見送られる方向にあるという。これを受けてHISをはじめ、KNT-CTホールディングス<9726>やアドベンチャー<6030>、ベルトラ<7048>、オープンドア<3926>、エアトリ<6191>など旅行関連株が一斉高に買われた。また、リゾートトラスト<4681>や藤田観光<9722>などホテル関連株も高い。

■ファイバーゲート <9450>  1,610円  +61 円 (+3.9%)  本日終値
 ファイバーゲート<9450>が大幅続伸。この日午前中、同社と100%子会社BizGenesisが、IoTマンション「Reunir Gracias」へ衛星通信Wi-Fiサービスを導入し、実運用を開始したと発表。同サービスは、災害発生時などに携帯電話や光回線によるインターネットが不通になった場合でも自動的に衛星回線に切り替わり、Wi-Fiサービスを継続して利用できるもので、オフィスビルや地方自治体の庁舎、広域避難所、病院や介護施設、分譲マンション・賃貸アパートなどへの導入を想定しているという。なお、「Reunir Gracias」は、ファイバーG100%子会社FG-Labが所有するマンションという。

■TOREX <6616>  2,980円  +99 円 (+3.4%)  本日終値
 トレックス・セミコンダクター<6616>が大幅続伸。電源ICメーカーで、小型化や省電力技術に強みを持っている。日本国内では100%連結子会社のフェニテックセミコンダクターがディスクリート半導体及びパワー半導体を生産しているが、パワー半導体は世界的に再生可能エネルギーの活用や電気自動車(EV)シフトが進むなか需要が急拡大傾向にあり、収益環境に吹く追い風が強い。22年3月期の営業利益は前期比倍増となる25億円を見込み、過去最高利益の大幅更新が見込まれている。

■JR東日本 <9020>  7,374円  +238 円 (+3.3%)  本日終値
 JR東日本<9020>、JR東海<9022>、東武鉄道<9001>、東急<9005>、京王電鉄<9008>など電鉄株への投資資金の流入が目立つ。新型コロナウイルス感染者数の減少が顕著となるなか、緊急事態宣言解除への期待が高まっており、人流の復活に伴う収益改善効果を見込んだ買いを誘発している。貸株調達に伴う空売りの買い戻しなども株高を後押ししているもようだ。

■日本航空 <9201>  2,636円  +83 円 (+3.3%)  本日終値
 日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>がいずれも高い。ここ新型コロナウイルス感染者数のピークアウト感が強まっており、今月末に期限を迎える緊急事態宣言が予定通り解除される見通しとなっている。正式決定をあすに控え、“リアル消費関連”に投資マネーが集中している。そのなか、アフターコロナで最も収益改善効果が大きいとみられるのが空運業界であり、空売り買い戻しを交え短期資金の流入が顕著だ。

■トヨタ自動車 <7203>  10,330円  +230 円 (+2.3%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>が堅調、1万円大台近辺は同社株にとって強弱観が拮抗する株価水準で一進一退の展開が続いている。外国為替市場では足もとドル買い・円売りの動きが顕在化しており、1ドル=110円70~80銭近辺の推移となっている。同社の22年3月期通期の想定為替レートは1ドル=105円で、最近の円安を背景に輸出採算改善に対する期待が同社株にはポジティブ材料となっている。一方、半導体不足などサプライチェーンの問題で自動車減産を10月も続ける見通しとなっており、これによる収益への影響が警戒されている。中国の景気減速懸念もくすぶるなか、積極的に上値を買い進む動きは見込みにくい状況にあり、直近では空売り残高も増加傾向にある。

■オリエンタルランド <4661>  17,800円  +310 円 (+1.8%)  本日終値
 オリエンタルランド<4661>は続伸。24日の取引終了後、東京ディズニーリゾートの入園チケット価格を10月1日購入分以降、変更すると発表。大人の1デーパスポートの最大料金を現行の8700円から9400円に引き上げる一方、最低料金を8200円から7900円に下げるとしており、収益改善効果が期待されている。

■セントラル警備保障 <9740>  2,908円  +45 円 (+1.6%)  本日終値
 セントラル警備保障<9740>は続伸。前週末24日の取引終了後、22年2月期の配当予想について、中間・期末各22円の年44円から中間・期末各23円の年46円に増額修正したことが好感された。前期実績に対しては年間で1円の増配になる予定だ。

■しまむら <8227>  10,710円  +160 円 (+1.5%)  本日終値
 しまむら<8227>が3日続伸。24日の取引終了後に発表した9月度(8月21日~9月20日)の月次売上速報で、既存店売上高が前年同月比7.0%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回った。平年よりも気温が低く推移したことで秋冬物が好調に推移した。アウター衣料と靴・服飾雑貨では、1周年を迎えた「SEASON REASON」などのサプライヤー共同開発ブランドや、週替わりで打ち出したインフルエンサー企画やキャラクター商品が好調に推移。婦人のトレンド商品では、ニットベストやカーディガン、ショートブーツが売れ筋となり、柄物や色物も好調だった。また、実用商品では朝晩の気温低下で毛布やブランケットが売り上げを伸ばした。なお、全店売上高は同6.6%増だった。

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