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【市況】27日の株式相場見通し=反落か、前週末急伸の反動で利食い優勢

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 27日の東京株式市場は、前週末に日経平均株価が600円を超える大幅高をみせた反動もあって、利益確定売りで反落する展開となりそうだ。前週末の米国株市場は主要株指数が高安まちまちの展開となり、NYダウが小幅ながら3日続伸と堅調だった一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数はわずかながら4日ぶりに反落した。中国の暗号資産の取引禁止を嫌気して同関連株に売りがかさんだほか、引き続き中国不動産大手の恒大集団の債務不履行に対する懸念もくすぶっており、上値の重い展開となった。東京市場では前週末に日経平均が600円を超える急伸をみせたが、きょうは一段と上値を買い進む材料に乏しく目先利食い圧力が意識されそうだ。今週投開票される自民党総裁選の結果を見極めたいとの思惑から、売り買いともに一方向にポジションを傾ける動きは見込みにくい。

 24日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比33ドル18セント高の3万4798ドル00セントと3日続伸。ナスダック総合株価指数は同4.545ポイント安の1万5047.699だった。

 日程面では、きょうは8月の企業向けサービス価格指数、8月の外食売上高など。海外では、8月の米耐久財受注など。

出所:MINKABU PRESS

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