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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:アドベンチャーは大幅に4日ぶり反発、インテMがストップ高

シンバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより

<4582> シンバイオ製薬 1046 -24
大幅に反落。トレアキシン凍結乾燥注射剤(FD製剤)の出荷調整を始めると発表し、売り材料視されている。シンバイオ製薬は1月からFD製剤の後継医薬品である液剤(RTD製剤)の製造販売を開始し、FD製剤からRTD製剤への切替えを進めていた。ただ、最新の見通しでは切替えが計画より遅れてFD製剤が欠品となる可能性があるため、出荷調整を開始することにした。RTD製剤については安定供給が可能な在庫量を十分確保しているという。

<7072> インテM 2346 +400
ストップ高で年初来高値。サードパーティーCookieを利用せずにドメイン間でデータを連携する共通IDソリューション「IM Universal Identifier」とジーニー<6562>が提供するDSP「GENIEE DSP」、SSP「GENIEE SSP」の連携を開始したと16日に発表し、引き続き買い材料視されている。また、データ接続プラットフォームを運営するLiveRamp Japan(東京都千代田区)とポストCookie領域で商品開発の協力体制を構築したことも明らかにしている。

<6030> アドベンチャー 6930 +470
大幅に4日ぶり反発。岩井コスモ証券が新規に投資判断「A」、目標株価9000円でカバレッジを開始し、買い材料視されている。前営業日終値は6460円。同証券は新型コロナウイルスのワクチン接種進展を受けて旅行需要が回復するとした上で、「先行する国内旅行向けのオンライン旅行需要に強みを持つ同社が新たな業績拡大局面を迎える可能性が高い」などと指摘している。

<6063> EAJ 1133 +150
ストップ高。21年12月期の売上高予想を前期比89.5%増の42.67億円と発表している。厚生労働省から受託している入国者等健康フォローアップセンター業務で、ビデオ通話の実施体制や見回り対応などの強化に係る再委託費が増加し、大幅に拡大する見通しとなった。営業利益予想は非開示だが、合理的に算定可能となった時点で公表するとしている。

<9888> UEX 491 +33
大幅に反発。22年3月期の営業利益を従来予想の9.00億-11.00億円から12.00億-14.00億円(前期実績4.47億円)に上方修正している。上半期にメーカーの値上げに対応した再販価格の見直しに注力したことに加え、子会社で半導体関連向けを中心に店売り販売が好調に推移した。下半期も同様の基調が継続すると見込む。第1四半期(21年4-6月)の実績は2.54億円にとどまっていたため、ポジティブ視されているようだ。

<3461> パルマ 725 -32
大幅に3日ぶり反落。21年9月期の営業利益を従来予想の3.55億円から1.32億円(前期実績3.22億円)に下方修正している。ターンキーソリューションサービス事業で商談が想定通りに進まなかったほか、集客コスト投資を増額したことなどが響き、利益を押し下げる見通し。期末配当は従来予想の9.00円から4.00円(前期末実績8.00円)に減額修正した。年間配当は同額となる。
《ST》

 提供:フィスコ

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