【材料】セールスフォースが決算受け上昇 通期売上高を上方修正=ダウ採用銘柄
セールスフォース<CRM>が上昇しており、ダウ平均をサポートしている。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。主力のサブスクリプション&サポート事業が好調だった。ガイダンスも公表しており、通期の1株利益、売上高を上方修正したほか予想も上回った。
企業がパンデミックで停止していた計画やプロジェクトを再開しているほか、買収戦略も奏功しており、データ視覚化ソフトウェアのタブローや、アプリケーションを接続するミュールソフトなど、最近買収した企業の製品も加わり、同社の契約を強化する顧客が増えている。
アナリストは今回の決算に前向きな反応を示しており、目標株価を引き上げるアナリストもいた。販売、サービスおよび、マルチクラウド部門で驚くべき強みが示されたという。ただ、ガイダンスは、買収したスラックを含む営業利益率は約17%に低下し、数四半期はその水準で上下動する可能性があるとを示唆したとも指摘。今後の注目は営業利益率が20%超に戻るタイミングに向けられる可能性があるという。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.48ドル(予想:0.92ドル)
・売上高:63.4億ドル(予想:62.4億ドル)
サブスクリプション&サポート:59.1億ドル(予想:58.3億ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.91~0.92ドル(予想:0.83ドル)
・売上高:67.8~67.9億ドル(予想:66.6億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.36~4.38ドル(従来:3.79~3.81ドル)(予想:3.84ドル)
・売上高:262~263億ドル(従来:259~260億ドル)(予想:260億ドル)
(NY時間09:39)
セールスフォース<CRM> 272.64(+11.79 +4.52%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
企業がパンデミックで停止していた計画やプロジェクトを再開しているほか、買収戦略も奏功しており、データ視覚化ソフトウェアのタブローや、アプリケーションを接続するミュールソフトなど、最近買収した企業の製品も加わり、同社の契約を強化する顧客が増えている。
アナリストは今回の決算に前向きな反応を示しており、目標株価を引き上げるアナリストもいた。販売、サービスおよび、マルチクラウド部門で驚くべき強みが示されたという。ただ、ガイダンスは、買収したスラックを含む営業利益率は約17%に低下し、数四半期はその水準で上下動する可能性があるとを示唆したとも指摘。今後の注目は営業利益率が20%超に戻るタイミングに向けられる可能性があるという。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.48ドル(予想:0.92ドル)
・売上高:63.4億ドル(予想:62.4億ドル)
サブスクリプション&サポート:59.1億ドル(予想:58.3億ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.91~0.92ドル(予想:0.83ドル)
・売上高:67.8~67.9億ドル(予想:66.6億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.36~4.38ドル(従来:3.79~3.81ドル)(予想:3.84ドル)
・売上高:262~263億ドル(従来:259~260億ドル)(予想:260億ドル)
(NY時間09:39)
セールスフォース<CRM> 272.64(+11.79 +4.52%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美