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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月25日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は2万8000円以下で推移している7月中旬以降の値動きを見ると、2万8000円以上へ上げる場面でギャップを開けています。

 目先、2万8000円以上へ上げる場面でギャップを開ける展開になる可能性があります。

 本日は寄り付き値が昨日の終値2万7732円以上で始まる場合、そのまま上昇の流れを作り、2万8000円の節目を目指す動きになる展開が考えられます。

 寄り付き値が2万7732円以下で始まる場合、いったん下値を試す動きを経過すると考えられます。強気なら、昨日の安値2万7653円付近(価格が下げても、2万7500円前後で強く下値を支えられる動きになる公算)で下値を支えられて、すぐに反発を開始するはずです。

 本日の価格が下げる場合、本日または明日、下げ幅の大きな動きが表れて、一気に8月20日の安値2万6954円に接近する動きになることも考えられます。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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