【市況】東京株式（前引け）＝前日比１８４円安、トヨタなど自動車株が軒並み安

　２０日前引けの日経平均株価は前日比１８４円５２銭安の２万７０９６円６５銭。前場の東証１部の売買高概算は５億８５７１万株、売買代金は１兆３３８２億円。値上がり銘柄数は８６７、値下がり銘柄数は１１９９、変わらずは１２０銘柄だった。

　日経平均株価は続落。トヨタ自動車<7203>は９月の世界生産を４割減らすことが明らかとなり、自動車株が軒並み安となった。日経平均株価は一時２４０円強の下落となり２万７０００円を意識する展開となっている。

　個別銘柄では、トヨタのほか日産自動車<7201>やホンダ<7267>、マツダ<7261>が安い。デンソー<6902>やアイシン<7259>が売られた。日本郵船<9101>や商船三井<9104>が大幅安となり、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>も軟調。半面、任天堂<7974>やソニーグループ<6758>が高く、塩野義製薬<4507>や第一三共<4568>が値を上げた。

出所：MINKABU PRESS