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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:FRONTEOは大幅に続伸、サーキュがストップ高

スタメン <日足> 「株探」多機能チャートより

<4019> スタメン 897 +47
大幅反発。新たに貸借銘柄に選定されたと発表している。18日売買分から実施。同社株は既に東証マザーズの制度信用銘柄に選定されている。同社は貸借銘柄選定について「当社株式の流動性及び需給関係の向上を促進し、売買活性化と公正な価格形成に資するもの」とコメントしている。同社株は前日に10.33%安と急落していたことから、押し目買いも入っているとみられる。

<7379> サーキュ 2989 +500
ストップ高。動画メディアチャンネル「その仕事のプロから学ぼう。ソノプロ」をYouTube上で運用開始すると発表している。DXやSDGsなどの先端テーマのビジネス上の推進ノウハウを無料で配信する。先端的な知識や情報を獲得したいと考えるビジネスパーソン向けで、様々なビジネス分野の最前線で活躍してきたプロ人材の経験・知見をトークセッション形式で届けるとしている。

<6579> ログリー 983 +35
大幅続伸。5万株(0.50億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.35%。取得期間は8月18日から9月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行に加え、資本効率の向上や株主還元を図ることが目的。同社株は6日に年初来安値(890円)を記録しており、値頃感も買いやすさにつながっているようだ。

<7643> ダイイチ 894 +22
年初来高値。21年9月期の期末配当を従来予想の17.00円から19.00円(前期末実績16.00円)に増額修正している。年間配当は同額となる。21年9月期業績予想が当初計画を上回る見込みとなったため。ダイイチは5日に営業利益予想を17.19億円から18.97億円(前期実績17.90億円)に引き上げていた。感染予防関連商品や巣ごもり需要が堅調だったほか、商品ロスの削減や在庫効率の改善、販管費の抑制も利益押し上げに寄与した。

<7086> きずなHD 2120 +189
大幅に6日ぶり反発。7月の月次業績について、葬儀売上が前年同月比23.7%増の6.69億円になったと発表している。前月は17.6%増で、5カ月連続のプラス。葬儀件数は18.2%増(前月19.3%増)の793件、葬儀単価は4.7%増(同1.4%減)の84.4万円だった。22年5月期の売上収益予想は前期比14.6%増の92.00億円。葬儀売上の伸び率は通期予想の水準を上回っており、投資家から好感されているようだ。

<2158> FRONTEO 1240 +137
大幅に続伸。京都大学大学院法学研究科の稲谷龍彦教授と共同で、企業不正やコンプライアンス違反の兆候を捉えるための定量的測定方法について研究を開始すると発表している。使用するデータは有価証券報告書などで公開されている人事情報などで、AIによる自然言語処理やネットワーク解析などを駆使して企業文化と不正の発生の関係性に着目し、組織の在り方の分類・不正の兆候の把握の可否について研究するという。
《ST》

 提供:フィスコ

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