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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ややグロース優位でNT倍率は14.39倍に上昇


 日経225先物は11時30分時点、前日比70円高の2万7660円(+0.25%)前後で推移。寄り付きはやや売り優勢となり、2万7480円とシカゴ先物清算値(2万7520円)を下回って始まった。しかし、その後は急速に切り返す格好となり、前場半ばには一時2万7720円まで上げ幅を広げた。前引けにかけては利食いも見られ、2万7600円~2万7700円辺りでの保ち合いに。

 ハンセン指数のほか、グローベックスの米株先物も小幅ながらプラス圏で推移しており安心感につながった。また、米半導体株物色の流れを受けて、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が堅調。前日に決算を発表したテルモ<4543>、ソニーグループ<6758>、エーザイ<7267>、ホンダ<7267>などが買われるなど、指数インパクトの大きい値がさ株の強い値動きが日経平均株価をけん引している。この動きによりNT倍率は先物中心限月で一時14.39倍まで上昇している。

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