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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 TOWA、ファナック、村田製 (29日大引け後 発表分)

TOWA <日足> 「株探」多機能チャートより

 29日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 TOWA <6315>   ★今期経常を82%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の50億円→91億円に82.0%上方修正。増益率が31.0%増→2.4倍に拡大し、従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。活況な半導体製造装置市場を背景にモールディング装置に対する引き合いが非常に強く、前期を上回るペースの受注が続いていることが上振れの要因。工場稼働率が改善することも利益を押し上げる。
  予想PERが14.6倍→8.0倍に急低下し、割安感が強まった。

 不二家 <2211>   ★今期経常を55%上方修正、配当も15円増額
 ◆21年12月期上期(1-6月)の連結経常利益は前年同期比4.9倍の21.5億円に急拡大し、従来予想の5億円を上回って着地。洋菓子事業、製菓事業ともに販売が好調に推移するなか、生産性の向上や販管費の抑制などが奏功し、採算が大きく改善した。
  併せて、通期の同利益を従来予想の31億円→48億円に54.8%上方修正。増益率が2.1%増→58.1%増に拡大する見通しとなった。
  同時に、業績好調による普通配当10円と創立111周年記念配当5円を上積みする形で、期末一括配当を従来計画の15円→30円(前期は15円)に大幅増額修正した。

 トーメンデバ <2737>   ★4-6月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の28.9億円に急拡大して着地。データセンターストレージやパソコン向けにDRAM、NAND FLASH製品の販売が拡大したほか、海外では高精細カメラCISが引き続き堅調に推移し、46.4%の大幅増収を達成したことが寄与。
  第1四半期実績だけで、通期計画の41億円に対する進捗率は70.6%に達しており、業績上振れが期待される。

 クリヤマHD <3355> [東証2]  ★上期経常を48%上方修正・2期ぶり最高益更新へ
 ◆21年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の18億円→26.5億円に47.5%上方修正。増益率が7.1%増→58.0%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。アジア事業で尿素水識別センサーや尿素SCR用モジュール・タンクの販売が好調だったほか、北米事業では巣ごもり需要を背景に、住宅外壁塗装用ホースや屋外プール用ホースが高水準となった。また、前期に実施した減損処理と固定費削減による欧州事業の採算改善に加え、円安効果なども上振れに貢献した。

 サイオス <3744> [東証2]  ★今期経常を46%上方修正・5期ぶり最高益更新へ
 ◆21年12月期の連結経常利益を従来予想の3億5000万円→5億1000万円に45.7%上方修正。増益率が36.7%増→99.2%増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)への積極投資が継続していることが収益押し上げの要因となる。

 デクセリ <4980>   ★4-6月期(1Q)経常は3.6倍増益で着地
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.6倍の45.1億円に急拡大して着地。ノートパソコン向け反射防止フィルムや表面実装型ヒューズの販売が好調だったほか、蛍光体フィルム、精密接合用樹脂、異方性電動膜なども伸び、47.0%の大幅増収を達成した。

 邦チタ <5727>   ★上期経常を42%上方修正
 ◆22年3月期の連結経常損益を従来予想の12億円の黒字→17億円の黒字(前年同期は0.9億円の赤字)に41.7%上方修正。化学品事業の主要製品であるニッケル粉の販売が伸びることに加え、為替の円安効果なども利益を押し上げる。

 ファナック <6954>   ★今期経常を32%上方修正
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の1645億円→2164億円に31.6%上方修正。増益率が27.8%増→68.1%増に拡大する見通しとなった。FA、ロボット、ロボマシンの各分野における旺盛な需要を背景に、売上高が計画を10.7%も上回ることが利益を押し上げる。

 新光電工 <6967>   ★今期経常を15期ぶり最高益に上方修正
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の145億円に急拡大して着地。パソコンやサーバー向けフリップチップタイプパッケージの販売が大幅に増加したほか、自動車市場の回復を背景にリードフレームが好調だった。また、旺盛な半導体需要に支えられ半導体製造装置向けセラミック静電チャックの販売も伸びた。
  第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の337億円→395億円に17.2%上方修正。増益率が27.1%増→49.0%増に拡大し、15期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 村田製 <6981>   ★4-6月期(1Q)税引き前は92%増益、通期上方修正
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比92.3%増の1037億円に拡大して着地。主力製品の積層セラミックコンデンサがカーエレクトロニクス向けやスマートフォン向けで大きく増加したことに加え、表面波フィルタやインダクタ、高周波モジュールがスマートフォン向けに伸びたことが寄与。生産高増加に伴う操業度益やコスト削減、円安効果なども大幅増益に貢献した。
  併せて、通期の同利益を従来予想の3220億円→3670億円に14.0%上方修正。増益率が1.8%増→16.0%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 愛知銀 <8527>   ★今期経常を54%上方修正、配当80円増額で利回り6%超
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の61億円→94億円に54.1%上方修正。増益率が0.9%増→55.6%増に拡大する見通しとなった。貸出金利息や役務収益が計画を上回ることが寄与。与信費用が想定より減少することも利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の100円→180円(前期は120円)に大幅増額した。配当利回りは6.41%に上昇。

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