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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ギャップアップ後は2万8000円キープできず戻り売り優勢に


 日経225先物は11時30分時点、前日比340円高の2万7900円(+1.23%)前後で推移。寄り付きは2万8100円とシカゴ先物清算値(2万8180円)にサヤ寄せするギャップアップで始まり、一時2万8150円まで上昇幅を広げる場面が見られた。しかし、現物の寄り付き直後に2万8000円を割り込むなど節目をキープできず、戻り売りに押されて前場半ばには2万7840円まで上昇幅を縮めている。その後は2万7900円を挟んでの狭いレンジ推移に。

 米国市場の強い流れを受けてギャップアップから始まったものの、東証1部の売買高は辛うじて5億株を上回った程度であり、依然として商いは低水準にとどまっている。参加者が限られる中、買い一巡後は戻り売り優勢となったようである。

 指数インパクトの大きいところではファーストリテイリング <9983> 、東京エレクトロン <8035> が指数をけん引しているとはいえ、ほぼ寄り付きを高値に上昇幅を縮めており、押し目狙いのロングは入れづらい。なお、NT倍率は先物中心限月で14.51倍まで上昇した後は、14.46倍辺りで推移している。

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