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【材料】<注目銘柄>=アクシージア、中国の化粧品需要追い風に底値買い好機

アクシージア <日足> 「株探」多機能チャートより
 アクシージア<4936>は今年2月に東証マザーズに新規上場した銘柄で、時価は上場後の底値圏に位置しており、安値買いのチャンスだ。化粧品やサプリメントの製造販売を手掛けるが、eコマースによる中国向け売り上げが大半を占めていることが特徴。世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が経済活動の正常化を遅らせるとの懸念は拭えないものの、いち早くアフターコロナ環境を確保した中国では、足もとの消費動向なども好調で、同社のようなビジネスモデルの会社には追い風となる。日本の化粧品は中国では高級イメージが強く引き合いが旺盛であり、中期的な成長期待も大きい。

 21年7月期業績は売上高が前期比3割強の増収予想とトップラインの拡大が顕著で、営業利益はこの増収効果を反映し同26%増の13億5000万円と高水準の伸びを見込む。株価は2月の新規上場時に公開価格を約4割上回る2051円で初値を形成後、2440円まで上昇したが、その後は大幅な調整を強いられた。6月2日には2091円の戻り高値をつけたが再び水準を切り下げ、時価は1500円を割り込んで推移している。ここは仕込み好機と判断される。(銀)

出所:MINKABU PRESS

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