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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 TSMC決算通過後はショートカバーへ意識が向かう可能性も


 日経225先物は11時30分時点、前日比220円安の2万8320円(-0.77%)前後で推移。寄り付きは2万8480円とシカゴ先物清算値(2万8515円)を下回って始まると、現物の寄り付き直後に2万8万560円と上昇に転じる場面が見られた。しかし、追随する動きは限られ、ショートが強まり下げに転じると、前引けにかけてじりじりと下落幅を広げ、ランチタイムでは2万8240円まで調整。

 日経225先物は25日移動平均線に上値を抑えられる一方で、支持線として意識されていた5日線を割り込んでおり、短期のヘッジファンドとみられるショートにより下げ幅を広げたようだ。また、台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>の決算を控えて様子見ムードが強まっていることも、ショートを仕掛けやすくさせた。なお、NT倍率は先物中心限月で15.57倍と底堅い動きを見せている。TSMCの決算通過後はショートカバーへ意識が向かう可能性もあろう。

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