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【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株最高値を好感しリスクオンの買い継続 (7月13日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  28713.82
高値  28852.31(09:55)
安値  28699.04(14:26)
大引け 28718.24(前日比 +149.22 、 +0.52% )

売買高  9億5752万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1801億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続伸、前日の米株市場最高値を好感しリスクオン
 2.米国では長期金利低下を背景に景気敏感株買われ全体相場を牽引
 3.日経平均は朝方に上げ足を強めたもののその後は伸び悩む展開に
 4.米CPIの結果を見極めたいとの思惑も漂うなか上値が重くなる
 5.全体の75%の銘柄が上昇するも売買代金は2兆1000億円と低調

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前週末比126ドル高と続伸し連日で過去最高値を更新した。米10年債利回りが上昇し利ザヤ拡大期待から金融株が上昇した。

 東京市場では、リスクを取る動きが優勢となり日経平均株価は続伸。前日の米国株市場で主要株指数が揃って最高値に買われたことを好感した。

 13日の東京市場は、前日に続き上値指向となった。前日の米国株市場では、米長期金利の低下が一服したことを背景に景気敏感株中心に買われ、NYダウをはじめ主要株3指数が揃って過去最高値を更新しており、この流れを引き継いだ。もっとも日経平均は朝方に上げ足を強めたものの、2万9000円近辺では戻り売りに押し返される格好となった。日本時間今晩に発表される6月の米CPIの結果を見極めたいとの思惑も上値を重くした。後場はプラス圏で売り物を吸収したが、上げ幅は縮小傾向を強いられた。金融や保険株が買われる一方、外資系の投資判断引き下げを受けて半導体製造装置関連株などに安いものが目立った。東証1部の75%の銘柄が上昇したが、売買代金は2兆1000億円台にとどまり、6日以来の低水準だった。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、ファーストリテイリング<9983>も堅調。レノバ<9519>が売買代金を伴い大幅高で目を引く。ファナック<6954>、SUMCO<3436>などが高く、エーザイ<4523>もしっかり。富士フイルムホールディングス<4901>が堅調、日本郵船<9101>も買いが優勢だった。東京海上ホールディングス<8766>も高い。タマホーム<1419>、デザインワン・ジャパン<6048>が急伸、コスモス薬品<3349>も値を飛ばした。
 半面、レーザーテック<6920>が大きく売られ、任天堂<7974>も軟調。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>も売りが優勢だった。リクルートホールディングス<6098>も値を下げた。ダントーホールディングス<5337>も大きく利食われ値下がり率トップ。東京機械製作所<6335>、インターアクション<7725>が急落した。黒谷<3168>も大幅安となった。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファナック <6954> 、エーザイ <4523> 、ファストリ <9983> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約63円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857> 、東エレク <8035> 、リクルート <6098> 、エムスリー <2413> 、スクリン <7735> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約50円。

 東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)その他金融業、(3)保険業、(4)金属製品、(5)ガラス土石製品。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)陸運業、(2)空運業、(3)サービス業、(4)その他製品。

■個別材料株

△タマホーム <1419>
 22年5月期も増収増益見通しで中計発表。
△新日本科学 <2395>
 再生医療と再生エネのテーマに乗り新値街道。
△クリエイトS <3148>
 今期の増益・増配計画をポジティブ視。
△コスモス薬品 <3349>
 今5月期実質営業増益で14期連続最高益へ。
△ホギメデ <3593>
 手術用キット伸長で第1四半期営業益30%増。
△多木化 <4025>
 バカマツタケ事業化で大量生産試験設備を増設。
△デザインワン <6048>
 BPO事業好調で21年8月期業績予想を上方修正。
△アジャイル <6573> [東証M]
 サイブリッジが5.01%保有で思惑働く。
△シノケンG <8909> [JQ]
 前倒し竣工寄与し上期業績は計画上振れ。
△レノバ <9519>
 日銀が脱炭素融資で優遇策検討と伝わる。

▼ANAP <3189> [JQ]
 コロナ禍の影響大きく21年8月期業績予想を下方修正。
▼レーザーテク <6920>
 ゴールドマン・サックス証券が投資判断を格下げ。


 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)タマホーム <1419> 、(2)デザインワン <6048> 、(3)コスモス薬品 <3349> 、(4)多木化 <4025> 、(5)レノバ <9519> 、(6)システムソフ <7527> 、(7)プロレド <7034> 、(8)WSCOPE <6619> 、(9)プロパティA <3464> 、(10)ダイヤHD <6699> 。
 値下がり率上位10傑は(1)ダントーHD <5337> 、(2)東京機 <6335> 、(3)インターアク <7725> 、(4)DLE <3686> 、(5)ローツェ <6323> 、(6)USENHD <9418> 、(7)JCRファ <4552> 、(8)黒谷 <3168> 、(9)学情 <2301> 、(10)スクリン <7735> 。

【大引け】

 日経平均は前日比149.22円(0.52%)高の2万8718.24円。TOPIXは前日比14.31(0.73%)高の1967.64。出来高は概算で9億5752万株。東証1部の値上がり銘柄数は1642、値下がり銘柄数は468となった。日経ジャスダック平均は3995.86円(14.76円高)。

[2021年7月13日]


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