【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 トーセイ、ネクステージ、暁飯島工業 (5日大引け後 発表分)

　5日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　トーセイ <8923> 　　★今期税引き前を30％上方修正、配当も9円増額
　◆21年11月期の連結税引き前利益を従来予想の80億円→103億円に29.7％上方修正。増益率が35.6％増→75.8％増に拡大する見通しとなった。不動産流動化事業で一部物件の販売時期を翌期以降へ見直し売上高は計画を下回る一方、投資家向け1棟収益不動産の売却益が想定以上に膨らんだことが利益を大きく押し上げる。
　　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の29円→38円(前期は19円)に大幅増額修正した。

　暁飯島工業 <1997> [ＪＱ]　　★今期経常を53％上方修正
　◆21年8月期の経常利益(非連結)を従来予想の6億円→9.2億円に53.3％上方修正。減益率が42.4％減→11.6％減に縮小する見通しとなった。工事進捗の遅れで売上高は計画を下回るものの、原価管理の徹底などが寄与し、採算は大きく改善する。

　ネクステージ <3186> 　　★上期経常は62億円の黒字で上振れ着地
　◆21年11月期上期(20年12月-21年5月)の連結経常損益は62億円の黒字(前年同期は0.2億円の赤字)に浮上し、従来予想の50億円の黒字を上回って着地。前年同期に消費税増税や新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた反動に加え、新規出店効果などが寄与し、20.2％の大幅増収を達成した。車両相場の上昇で採算が改善したことも利益好転につながった。

株探ニュース