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【特集】SBテク Research Memo(2):「クラウド」「セキュリティ」の分野で事業を展開

SBテク <日足> 「株探」多機能チャートより

■会社概要

1. 会社概要
SBテクノロジー<4726>は、ソフトバンクグループにおいて、国内企業・官公庁向けにクラウド・セキュリティの環境構築・システム開発及び運用サービスを注力分野としたICT事業を展開している。ICTサービスに関わる様々な技術を持つ人材の集まりであり、このことが強みでもある。多様な人材同士が刺激しあい、新しいものを生み出していく場を用意するとともに、この活性化のために様々な工夫を施し事業を推進している。ソフトバンクグループにおけるICTサービス中核会社として国内のソフトバンクグループ企業のITシステムを支援するとともに、ソフトバンクグループ各社とシナジーを発揮しながら顧客が抱える課題をICTサービスで解決する。

2. 沿革
1990年に設立されたソフトバンク技研(株)が同社の前身である。1997年に当時のソフトバンク<9434>の情報システム部門、ネットワークを取り扱うソフトバンクネットワークセンター(株)、海外ソフトウェアのローカライズを専門としていたエスビーネットワークス(株)3社を統合し、1999年1月にソフトバンク・テクノロジー(株)へと商号を変更した。

その後、1999年7月に店頭公開、2004年に東証2部上場、2006年に東証1部上場とステップアップしてきた。2012年6月に阿多親市(あたしんいち)氏が代表取締役社長に就任すると「大きく成長する」という目標を掲げ、ECサイトの運営代行やネットワーク機器の販売・保守を中心としたビジネスモデルから、クラウド、セキュリティ、ビッグデータといった注力領域における独自技術や自社開発サービスの提供を中心とする事業への転換を図り、買収や業務提携などを含め、積極的に事業を拡大させる方向に経営のかじを切った。2019年10月にSBテクノロジー(株)に商号を変更している。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

《ST》

 提供:フィスコ

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