【特集】サンワテクノス Research Memo(8):2022年3月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの34円を予定
■株主還元
サンワテクノス<8137>は株主還元について、配当によることを基本としており、配当方針としては安定的かつ継続的な配当を行うことを重要視している。そうした配当方針は過去の配当実績に如実に表れている。一時の業績急拡大による大幅な増配などはないが、利益成長に応じて着実に増配を行っており、逆に2019年3月期以降、2期連続減益となった局面でも配当は維持してきた。このため2022年3月期の配当金については、1株当たり34.0円(配当性向23.8%)と前期比横ばい水準を予定している。ただ業績が順調に拡大し、配当性向が低水準になるようであれば増配も検討していく方針のようだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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提供:フィスコ