【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … コリー、Ｐアンチエイ、オーケーエム　(6月14日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月11日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＬｅＴｅｃｈ <3497>
　21年7月期第3四半期累計(20年8月-21年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比61.0％減の1.8億円に大きく落ち込み、通期計画の2.9億円に対する進捗率は62.4％にとどまり、3年平均の98.9％も下回った。

▲No.3　新都ＨＤ <2776>
　22年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常損益は3000万円の赤字(前年同期はトントン)に転落した。

▲No.5　クシム <2345>
　21年10月期第2四半期累計(20年11月-21年4月)の連結経常損益は3300万円の赤字(前年同期は4400万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4934> Ｐアンチエイ 　東Ｍ 　 -11.94 　　6/14　　　3Q　　　439.19
<3497> ＬｅＴｅｃｈ 　東Ｍ　　 -8.61 　　6/14　　　3Q　　　-60.99
<2776> 新都ＨＤ 　　　ＪＱ　　 -8.43 　　6/14　　　1Q　　　　　－
<4175> コリー 　　　　東Ｍ　　 -8.40 　　6/14　　　1Q　　　　　－
<2345> クシム 　　　　東２　　 -6.25 　　6/14　　上期　　　　赤転

<7683> ＷＡ 　　　　　東Ｍ　　 -6.13 　　6/14　　　1Q　　　　赤縮
<6192> ＨｙＡＳ＆Ｃ 　東Ｍ　　 -4.88 　　6/14　本決算　　　　　－
<4592> サンバイオ 　　東Ｍ　　 -4.54 　　6/14　　　1Q　　　　赤縮
<3195> ジェネパ 　　　東Ｍ　　 -4.23 　　6/14　　上期　　　-25.00
<7777> ３ＤＭ 　　　　ＪＱ　　 -3.93 　　6/14　本決算　　　　赤縮

<1758> 太洋基礎 　　　ＪＱ　　 -3.77 　　6/14　　　1Q　　　-10.22
<4355> ロングライフ 　ＪＱ　　 -3.38 　　6/14　　上期　　　　黒転
<9425> 日本テレホン 　ＪＱ　　 -2.78 　　6/14　本決算　　　　9.59
<6229> オーケーエム 　東２　　 -1.99 　　6/14　本決算　　　-25.85
<7604> 梅の花 　　　　東２　　 -1.84 　　6/14　本決算　　　　　－

<3444> 菊池製作 　　　ＪＱ　　 -1.84 　　6/14　本決算　　　　赤縮
<8925> アルデプロ 　　東２　　 -1.67 　　6/14　　　3Q　　　 32.55
<2978> ツクルバ 　　　東Ｍ　　 -0.86 　　6/14　　　3Q　　　　赤拡
<8927> 明豊エンタ 　　ＪＱ　　 -0.49 　　6/14　　　3Q　　　 64.75
<2923> サトウ食品 　　東２　　 -0.31 　　6/14　本決算　　　　　－

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース