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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 上値追いは慎重ながらも、2万9000円水準での底堅さが見られる


 日経225先物は11時30分時点、前日比170円高の2万9050円(+0.58%)前後で推移。寄り付きは2万9090円と、シカゴ先物清算値(2万9000円)を上回って始まり、2万9170円まで上昇幅を広げた。しかし、買い一巡後は2万9000円~2万9050円辺りでの保ち合いから、一時2万8970円と2万9000円を下回る場面が見られている。前引けにかけては買い戻しから2万9050円を挟んでの推移に。

 シカゴ先物清算値を上回るギャップスタートにより上値抵抗として意識される75日移動平均線を上回って始まったが、買い一巡後は75日線水準でこう着。ただし、短期的な売り仕掛けによって2万9000円を下回る場面が見られたものの、その後は75日線を上回って推移しており、同線を支持線に変えてくる可能性もありそうだ。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちで上値追いは慎重ながらも、2万9000円水準での底堅さからショートは仕掛けづらいだろう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.85倍と横ばいで推移しており、25日線に上値を抑えられる一方で、5日線が支持線として機能している。

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